マキタ USB用アダプタ
ADP002G / ADP15
USB-PDでノートPCまで高速充電
マキタバッテリからUSB-PD最大105W出力。スマホからノートPCまで高速充電。旧モデル ADP001G / ADP05 との違いも徹底解説。
ADP002G / ADP15とは?何が変わった?
マキタの新型USB用アダプタ ADP002G(40Vmax用)と ADP15(18V/14.4V用)は、従来のADP001G / ADP05の後継モデル。最大の進化ポイントは、USB-PD(USB Power Delivery)に対応したこと。
旧モデルはUSB-Aポートのみで出力は最大5V/2.4A。スマホの充電はできたが、ノートPCの充電やスマホの急速充電には非対応だった。新モデルではUSB-C端子(最大105W出力)を搭載し、スマートフォンの急速充電はもちろん、ノートパソコンの充電まで対応する。
マキタバッテリが「現場の電源」から「どこでも使えるモバイル電源」に進化した、地味だけど影響力の大きいアップグレードだ。
ADP002G と ADP15 の違い
ADP002G と ADP15 はバッテリの対応電圧が異なるだけで、USB出力の性能は同じ。手持ちのバッテリに合わせて選べばいい。
ADP002G vs ADP15 スペック比較
| モデル | ADP002G |
|---|---|
| 対応バッテリ | 40Vmax |
| USB-C出力 | 最大105W(5V/3A、9V/3A、12V/3A、15V/3A、20V/5A、PPS:5V〜21V/5A) |
| USB-A出力 | 5V/2.4A(最大12W) |
| 同時使用 | USB-C+USB-A 同時使用可能 |
| 寸法 | 98×75×50mm |
| 質量 | 0.22kg(バッテリ除く) |
| 標準小売価格 | 10,500円(税別) |
| 部品番号 | JPAADP002G |
ADP15 スペック
| モデル | ADP15 |
|---|---|
| 対応バッテリ | 18V / 14.4V |
| USB-C出力 | 最大105W(ADP002Gと同仕様) |
| USB-A出力 | 5V/2.4A(最大12W) |
| 同時使用 | USB-C+USB-A 同時使用可能 |
| 寸法 | 101×72×42mm |
| 質量 | 0.14kg(バッテリ除く) |
| 標準小売価格 | 7,700円(税別) |
| 部品番号 | JPAADP15 |
旧モデル(ADP001G / ADP05)との違い
新旧モデルの違いを一覧で比較する。USB-PD対応の有無が決定的な差。
新旧モデル比較表
| 項目 | ADP001G (旧・40Vmax) |
ADP002GNEW (新・40Vmax) |
ADP05 (旧・18V/14.4V) |
ADP15NEW (新・18V/14.4V) |
|---|---|---|---|---|
| USB-C(Type-C) | なし | 1口(最大105W) | なし | 1口(最大105W) |
| USB-A | 2口(5V/2.4A) | 1口(5V/2.4A) | 2口(5V/2.1A) | 1口(5V/2.4A) |
| 最大出力 | 12W | 105W | 10.5W | 105W |
| ノートPC充電 | 不可 | 対応 | 不可 | 対応 |
| USB-PD急速充電 | 非対応 | 対応 | 非対応 | 対応 |
| オートオフ機能 | あり | あり | なし(手動スイッチ) | あり |
| 価格(税別) | 6,200円 | 10,500円 | 4,700円 | 7,700円 |
USB-PD 105W出力で何ができる?
USB-PD対応のスマートフォンなら、従来の5V充電と比べて圧倒的に高速。iPhone 15以降やAndroidのUSB-PD対応機種であれば、30分で50%以上の充電が可能。現場の休憩時間やキャンプ中の短時間充電に最適。
最大105W出力はMacBook ProやThinkPadなど、高性能ノートPCの充電にも対応。現場事務所で電源が取れない状況でも、マキタバッテリさえあればPCが使える。見積作成や図面確認など、現場でのPC作業のバッテリ切れ対策に。
USB-Cでノートパソコンを充電しながら、USB-Aでスマホやライトも同時に充電可能。1台のバッテリで2台のデバイスに給電できるのは、荷物を減らしたいアウトドアシーンで特に嬉しい。
停電時にマキタバッテリがあれば、スマホの充電を確保できる。BL1860B(18V 6.0Ah)でiPhone17を約6回充電可能。急速充電器DC18RFなら約40分でバッテリをフル充電できるので、発電機やポータブル電源との組み合わせで長期停電にも対応できる。
注意点
本製品はマキタバッテリの電力をUSB機器に供給するアダプタであり、逆方向の充電(USBからマキタバッテリへの充電)はできない。バッテリの充電にはDC18SJなどの専用充電器が必要。
接続するUSB機器やケーブルの仕様によって充電速度や最大出力が変わる。105W出力を活かすには、USB-PD対応のケーブルとデバイスが必要。
USB-Aポートは旧モデルの2口から1口に減少。スマホ2台を同時にUSB-Aで充電したい場合は、旧モデル(ADP001G / ADP05)のほうが便利。
USB-PDケーブル(A-79843、1,000円税別)は別売。購入時に一緒に揃えておくのがおすすめ。
どっちを買うべき?選び方ガイド
40Vmaxの工具(インパクトドライバ、丸ノコ、草刈機など)を使っているなら迷わずADP002G。BL4050Fなどの大容量バッテリと組み合わせれば、ノートPCの長時間給電も可能。
18Vの掃除機(CL182FD等)やインパクトドライバ(TD173D等)のバッテリを流用するならADP15。BL1860B(6.0Ah)でiPhone17を約6回充電できるので、防災用としてもコスパが高い。
ノートPCの充電や急速充電が不要で、スマホの通常速度充電ができればいいという場合は、旧モデル(ADP001G:6,200円、ADP05:4,700円)のほうが安く、USB-Aが2口あるのでむしろ便利。
まとめ
ADP002G / ADP15は「マキタバッテリ=モバイル電源」の可能性を大きく広げた製品。USB-PD 105W出力の搭載で、スマホの急速充電からノートPCの充電まで、マキタバッテリ1本でカバーできるようになった。
価格はADP002Gが10,500円、ADP15が7,700円(いずれも税別)。旧モデルと比べると値上がりしているが、105W出力のUSB-PDアダプタとして見れば妥当な価格帯。すでにマキタバッテリを持っている人にとっては、高性能なモバイルバッテリーを追加購入するより、はるかにコスパが良い選択肢になる。
マキタバッテリユーザーなら、1つ持っておいて損はないアクセサリだ。



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